2026年3月 西村淳史先生が名瀬徳洲会の勤務から帰ってきました。
こんにちは。八尾徳洲会総合病院 外科専攻医の西村淳史です。
私は2026年1月から3月まで、外科専門研修プログラムの一環として、鹿児島県奄美市にある名瀬徳洲会病院で勤務させていただきました。

左上:西村先生
奄美大島は、九州と沖縄本島のほぼ中間に位置する離島であり、豊かな自然環境に恵まれた地域です。名瀬徳洲会病院は島の北部に位置し、319床を有する地域の中核病院として、急性期医療のみならず、慢性期医療や在宅医療支援まで幅広く担い、地域住民の健康を総合的に支えています。

現地での主な業務は内科診療であり、外来診療や入院患者の管理、訪問診療、救急対応などに従事しました。外科専攻医として、普段とは異なる立場で診療に携わることで、患者さんをより包括的に診る視点を養うことができました。

神戸徳洲会病院からの応援で来られた露口医師(左)と共に内視鏡処置を行う西村医師(右)
また、内科業務に加え、常勤外科医の先生方とともに手術にも参加させていただきました。さらに、当院(八尾徳洲会総合病院)の外科医師が応援として週替わりで勤務しており、離島にいながら外科疾患の診療について密に相談できる環境が整っていました。手術適応の判断や消化器癌に対する化学療法についても議論を重ね、実際に手術に携わる貴重な機会を得ることができました。
加えて、徳之島徳洲会病院への手術応援にも参加し、徳洲会グループ所有の小型機で移動するという貴重な経験もさせていただきました。限られた医療資源の中であっても、グループ全体で連携しながら医療を提供する体制の強さを実感しました。

徳洲会のセスナ機

セスナ機から見た奄美大島
研修期間中は、他施設からの専攻医や初期研修医とも交流する機会が多く、新たな仲間と切磋琢磨できたことも大きな財産となりました。

住用町 マングローブ原生林
奄美大島は2021年7月、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」として世界自然遺産に登録されており、その豊かな自然に触れることもまた、非常に貴重で刺激的な経験となりました。

奄美大島 大和村 マテリヤの滝

名瀬港からホエールウォッチング
今回の研修を通じて、多くの方々に支えていただきながら、離島医療の現場でしか得られない貴重な経験を積むことができました。地域医療を現場で支えられる外科医を目指し、今後も一層精進してまいります。

研修終了式 下段左から二番目:西村先生