こんにちは、小池です。7月1日から4日まで金谷先生に同行し中国に行かせて頂きました。今回、山東省淄博市と吉林省長春市の2つの病院にお邪魔し、手術に入らせて頂きました。
山東省淄博市と吉林省長春市に関しては、以前の投稿(2026年4月 金谷顧問の訪中記 その5 / 2026年6月 白木医師の中国出張報告)にて説明して頂いていますので、省略します。

関西国際空港から直行便で山東省の済南に到着し、そこから1時間ほど車で移動しました。山東省淄博市の博山区に到着するともう夜になっていましたが、歓迎の席を設けて頂きました。今回訪問する博山区中医病院の先生方に加えて政治家の方も同席されており、いかに歓迎されているかを感じました。
翌日は朝から博山区中医病院に伺いました。

博山区中医病院
地域に根ざした歴史ある病院でしたが、どこかアットホームな雰囲気を感じる病院でした。手術予定の患者さんの術前検討を再度行い、手術が開始となりました。事前に聞いてはいましたが言語の壁は大きく、手術器具の名前すら伝わりませんでした。(例えば、ガーゼ →シャブと言うようです。)
化学療法後の胃癌の手術でしたが予想以上に腫瘍の浸潤傾向が強く、切除不能の判断となりました。残念や申し訳ないと思う気持ちは、日本での手術と同様でした。
3日目は朝一の便で吉林省長春市に移動し、長春腫瘤医院に伺いました。こちらの病院は比較的新しく、中国国内や日本から高名な医師を招待しており、ところどころに宣伝のポスターが貼ってありました。

長春腫瘤医院

金谷先生のポスターもありました。
こちらでも術前検討の後に、腹腔鏡下での胃切除が開始となりました。僕自身は、見た目は日本で用いるものとほぼ同じで使い勝手が微妙に違う手術器具に四苦八苦していましたが、金谷先生は普段通りに最後まで手術をされていました。国外からも招待され、そこで普段通りに高いレベルの手術を提供できる医師が身近にいると言うことを改めてありがたく感じましたし、目標(高すぎる気もしますが)として日々精進しようと思いました。
その晩の歓迎会では日本を背負ってきたつもりで勧められるまま中国の蒸留酒・白酒に挑み、飲まれることになりました。

白酒(パイチュウ/バイジュウ)
コーリャンなどの穀物を原料とし、アルコール度数は30〜60度と非常に高いのが特徴

サナギも頂きました。
翌日に帰国しましたが、手術室や病院内だけではなく訪れたことのない異文化の土地の全てが新鮮で刺激になり、最後まで貴重な経験でした。金谷先生をはじめ関係者各位に改めて感謝すると共に、ひとまず八尾徳洲会にて地域に貢献できるよう、できることを積み重ねていこうと思った次第です。
